のかぜ通信

公園の彩り
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テニスコートを見下ろす広場には、ナンジャモンジャの名で知られる一つ葉田子(ひとつばたご)が小径に沿って並んでいます。
 
4月末~5月上旬にかけて、4枚羽根の竹とんぼのような白い花が円錐状に集まって枝先につき、雪をかぶったような姿になります。
 

5月になり、桂(かつら)の新緑も深みを増してきました。ハート形の円い葉が連なる枝から、ほのかな甘酸っぱい香りが漂います。
 
5月も下旬に入り、花の木もすっかり若葉が茂りました。足元では豚菜(ぶたな)がひょろ高い茎の先の黄色い花を揺らしています。
 

テニスコートを囲む生垣の陰で、ぽつんと遅咲きの芍薬(しゃくやく)が大きな花をつけました。まわりにロープが張られています。
 
芍薬の花期は4月末~5月下旬です。園内には2か所に芍薬の植込みがあり、池に近い植込みではこんなユニークな花も見られます。
 

5月半ば、池の東側を廻る小径の小広場からの眺めです。3株並んだ秋楡(あきにれ)の木立の向こうに芍薬の植込みが見えます。
 
小径を行き、池に一番近い秋楡のそばを通ります。5月の風に若葉が揺れています。小径の先に銀杏(いちょう)の大木が見えます。
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