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 公園の春は梅に始まります。園路に降りる斜面に広がる梅林では、１月末～３月にかけて品種ごとに花の色が移り変わっていきます。 |
 公園の南側には所々に杏（あんず）の木があります。枝に沿ってびっしりと梅に似た花をつけます。つぼみはマシュマロみたいです。 |
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 ３月上旬には杏のほか、木蓮（もくれん）や辛夷も花期を迎えます。園内の小高い緑地では、白木蓮の大木がたわわに花をつけます。 |
 端正に上を向く木蓮の花に対し、辛夷（こぶし）の花はざっくばらんに咲き乱れます。公園の東を通る道沿いに辛夷並木があります。 |
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 ３月上旬にはまた、桜の仲間の先陣を切って河津桜（かわづざくら）が開花します。若木が数株、公園南側の芝地で育っています。 |
 河津桜が花を終えると、３月下旬に大島桜や山桜（やまざくら）が開花します。白い花といっしょに柔らかな新葉が展開します。 |
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 小高い緑地の北面に山桜が２株植わっています。写真奥の木は傷みが進み、大部分を伐採されました。この眺めはもう見られません。 |
 ３月末には染井吉野と枝垂桜が開花します。公園の池に沿った園路は、枝垂桜（しだれざくら）の花でピンク色にふちどられます。 |
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